シンボル

バイエルン州の大紋章

バイエルン州の大紋章には長い伝統があります。1950年6月5日、「バイエルン州の紋章に関する法律」が導入されました。バイエルン州の紋章に描かれているシンボルは州の歴史に深く根差しており、大紋章に描かれている一つ一つに、紋章の構成要素を含んだ特別な意味が込められています。

バイエルン州の小紋章

バイエルン州の小紋章は白(銀)と青の菱形の連なりが右下に流れる図式になっており、その上に「人民の冠」を配しています。

バイエルン州の紋章の使用権について

大紋章及び小紋章は共にバイエルン州の紋章であり、原則として公式な場でのみ使用されます。また、芸術あるいは研究目的での使用、授業や市民への教育目的での使用は認められています。

それ以外の目的での使用はオーバーフランケン地方政府の許可を必要とし、使用は特別な理由がある場合にのみ例外的に許可されます。

大紋章、小紋章及びその一部を許可なく使用した場合、秩序違反として罰金が科される場合があります。

バイエルン州旗

バイエルン州の旗には、白と青の縞模様、白と青の菱形模様の2種類があります。いずれも優劣なく州旗として認められています。

染分けの州旗

この州旗にはバイエルンの色である白と青が使用されており、同じ幅で上半分が白、下半分が青に染められています。

連なる菱形の州旗

この州旗には少なくとも21個以上の青と白の菱形が連なっています。なお、端に配された不完全な菱形もこの数に含まれます。細長い州旗の場合は、菱形模様が多くなります。いずれの場合も旗の右上部角(閲覧者から見て左上)には白い菱形が配置されることになっています。



バイエルン州歌

「バイエルン州歌」は、1964年以来、バイエルン州で開催される公式なイベントで演奏されており、1966年に正式に州歌として定めらました。1860年に作詞・作曲されています。作曲はミュンヘン音楽学校の教授であり、王立オペラの合唱指揮者でもあったコンラード・マックス・クンツによります。歌詞は、ミュンヘンで教師をしていたミヒャエル・ウックスナーによります。「バイエルン州歌」は、ミュンヘンのアマチュアオーケストラ協会「Bürger-Sänger-Zunft München」で初演され、瞬く間に有名になりました。1952年にはバイエルン州議会で「バイエルン州歌」を学校で教えることが全会一致で議決されました。